テイラー・スウィフトのドキュメンタリー2作レビュー(NetflixとDisney+)
2021年グラミー賞で、「年間最優秀アルバム賞」を受賞し、3度目となるこの受賞は、女性アーティストとして、史上初の快挙をした、テイラー・スウィフト。
NetflixとDisney+でテイラーのドキュメンタリーが視聴できるので、ご紹介。
- 30代を迎えたテイラー・スウィフト
- Netflix「ミス・アメリカーナ」から見えたテイラーの心の葛藤と曲作り
- Disney+で「Folklore ロングポンド・スタジオ・セッション」が視聴できる
- (まとめとおまけ)appleTVではビリー・アイリッシュのドキュメンタリーが見れる。
30代を迎えたテイラー・スウィフト
テイラーとミシズ、同じ1989年うまれ。(誰も聞いてない)
アメリカ・ペンシルバニア州生まれ。2004年にデビューして、2009年には、アルバム「Fearless」が、グラミーの最優秀アルバム賞を最年少で受賞。このまま快進撃をつづけ、2016年のグラミーでも、アルバム「1989」が最優秀アルバム賞を受賞。そして、2021年のグラミーで、アルバム「Folklore」が最優秀アルバム賞を受賞して、女性アーティストとして、史上初となる、3度の受賞という快挙を成し遂げた。
こうしてみると、5年スパンで、3度もグラミーを受賞して、順風満帆にみえるし、かなぁり世界的有名なセレブであるテイラー。改めて、彼女のアルバムを聴き直して、ドキュメンタリーで見えてくる、テイラー自身が、10代・20代と駆け抜けるなかで、たくさんの苦悩と成長があったことを知る。
NetflixさまとDisney+さま、テイラーの生の気持ち、インタビューしてくれて、本当にありがとうございますうう。
ミシズが、初めて聞いたのは、10代後半。カントリーミュージックなるもの引っ提げて、ギター片手に歌う、彼女の歌声に惹かれて、当時はipod miniに曲入れて、ずっと聴いてたなぁ。そして現在も、かれこれ10年以上聴き続けてる。
「we are never ever getting back together」なんて毎日、音出して聞いてたら、父まで、「ネバぁーネバぁー」言い出した←
もちろん、日本に来日公演した、東京ドームの「1989」ツアーと「Reputation」ツアーも参戦しました!
さて、これまで何枚ものアルバムを世に出してきて、本当にどれも好きな曲ばかりだけど、若い時からずっと聞いてきてるし、同世代だからかな、どの曲もテイラーの当時の心境を、まざまざと感じる部分があって、以下、紹介するNetflixとDisney+で垣間見た、テイラーの心境に合点。
Netflix「ミス・アメリカーナ」から見えたテイラーの心の葛藤と曲作り
(Netflixh 月額990円〜)
Netflixでは2018年〜2019年終わりまでを密着しつつ、10代から30歳まで、シンガーとして活躍してきたテイラーの葛藤と心情を、彼女の曲にのせて、ドキュメンタリーされてる。もう何回も見てる。
コンサートのなかで垣間見る、テイラーの人柄の良さは、遠くから見ている、いちファンとしても、いつも感じていたけれど、(例えば、Reputationのライブ中で、観客通路を歩いてくれて、1人1人に握手したり、写真撮ってくれたり、ハグしてくれたり、)
テイラーの根っから持っている、心の優しさとか、育ちの良さはご両親に、大切に育てられてきたんだなと。
しかしその分、感情的になる部分や、怒り、嫌なこと、めっちゃ顔に出る。笑
ドキュメンタリーを見ると、テイラーのころころ変わる表情の変化がわかります。
でも、10代から世間の目にさらされて、体型のことや、批判されること、ゴシップの数々。。相当心労祟っただろうな・・・(これ以上話すとネタバレします。)
ミシズが、2018年に参戦した、「Reputation」ツアー。
「Reputation」のアルバムが発表されて、MV見た時、「えっ、テイラー大丈夫?」と思ったのが、正直な感想。
当時、職場で洋楽好きの後輩と、テイラーの歌詞から見える心境を語り合ったのが、懐かしい。。(仕事しろ。)
闇抱えてる、とか、元気ない、とか、ライブの内容が心配だったんだけど、もう見終わったあと、ほんと安心した。
「あ、テイラー、完全に吹っ切れてる。」なと。
ちなみに、そのツアーもNetflixで見れます。
テイラーがこれまで葛藤したものを、乗り越えて、強くなってるのが、ライブを通して、伝わってくる!!
そうそう、ドキュメンタリーのなかで、ミシズ的に、おっ!となったのは、20代後半、テイラーが女性として今後を語る場面。結婚とか、子供のこととか。
テイラーのお友達が、子供を産んで、育児をしていることを語る部分や、自分は2年後も予定が決まっているから、プライベートの予定は組めない。と話していたり。
うん、テイラーもミシズも30代なったね。(だから誰?)
Disney+で「Folklore ロングポンド・スタジオ・セッション」が視聴できる
Netflixは、我が家の定番のサブスクだったけど、ディズニープラスで、テイラーの最新アルバムセッションが聴けると・・??
ディズニープラスさま、初月無料ということで、早速サブスクしました。
(初月無料が終わると、月額770円です)
Netflixのドキュメンタリーでは、後半でテイラーが政治的発言をしたり、ゲイ・プライドの応援をしていったり、心身ともに、逞しくなっていくテイラーの姿が、本当にかっこよかった!!
現に、「ME!」から始まる、アルバム「Lover」は前作の黒一色から一変して、鮮やかなピンク。ヘビから蝶へと、テイラーが華やかに変身していくようで、ファンも愛と勇気をもらったはず!!
そして、2020年。まさかのパンデミック。。。
ディズニープラスのドキュメンタリーでは、最新の「Folklore」全17曲を歌ってくれるほか、パンデミックで、ステイホーム期間、テイラーが音楽と向き合うなかで感じた気持ちを、1曲ずつ語ってくれる。
しかも、ニューヨーク郊外・ロングポンドの大自然のなかで。
2020年、全世界が不安と混乱に陥ったなかで、テイラー自身も、たくさん悩んだようで・・
ミシズも、2020年はじめ、アメリカでまさかこんな事態が起きるとは思っていなくて、本当に心が沈む日々を送っていたけれど、、(3ヶ月のステイホーム、本当によく頑張った・・)
テイラーも同じく、ステイホームに落ち込んだけれど、3日後には、曲を作ろう!と思い立ち、(行動早っ!)
そして、このテイラーの行動に、プロデューサーが「パンデミックで生活が崩れ、選択肢が2つ残った。過去にしがみつくのか、開拓者精神で新たな道を切り開くかのどちらかだ。」と語る場面。
この最新のアルバムは、ぱっとしたポップスの曲はないけれど、レーベルがテイラーの音楽には賛成だと言って、リリースされた。
始まりのこの場面を切り取っても、
新型コロナウイルス、本当に憎いけれど、離れていても、世界中の人たちと、一緒にがんばれる!!そんな気持ちになります。
そして、ノスタルジックなロングポンドでのスタジオセッション、テイラーのアルバムともぴったり合うので、ぜひ聴いていただきたい。
(まとめとおまけ)appleTVではビリー・アイリッシュのドキュメンタリーが見れる。
さて、NetflixとDisney+で、テイラーのドキュメンタリーが視聴できると紹介しましたが、Netflixには、他にもビヨンセ・アリアナなどもライブドキュメンタリーが視聴できます。
コンサートまるごと見れるのは、宇多田ヒカル・星野源とかかな。
サブスクすれば、何度も好きなタイミングでリモコンさえあれば、見れちゃうから、ほんと音楽好きにはたまらない。
Disney+は、ディズニー映画が見放題。っていうイメージがあったんだけど、マーベル作品、スターウォーズシリーズ、他にもスピンオフ作品も見れるし。もちろん紹介した、テイラーのスタジオセッションなど、これからディズニー作品以外のドキュメンタリーもどんどん増えるのでは?と期待してます。
我が家はまだ子供がいないけど、小さいお子さんには、ディズニー作品を無限に見せられるので、おすすめだなーと思いました。
サブスク戦争に、新たな名乗りをあげている、AppleTV。
念願のプレステ5を手に入れたオットは、プレステでAppleTVが見れるといって、Apple ONEなるものを契約。
早速、オットとAppleTVで視聴が始まった、ビリーアイリッシュのドキュメンタリーを見ました。
このビリーのドキュメンタリーもかなりよかった・・・
決して裕福には見えない実家で、お兄さんと曲作りを続け、もはや最強のシンガー・ビリー。
作中、ビリーがはじめてのマイカーは、「ダッジ」がいい!!と話す場面で、「うちの実家の車は、ファッ●●●マツゥダァ!!」と言っている場面、オットと思わず爆笑しました!笑
ビリー、テイラーはトヨタ車乗ってるよ!(ミス・アメリカーノ参照)